11月6日(木) 今日の様子
本日の4校時は、特別支援学級7組に、あきる野市議会より7名の"先生"をお招きしました。
目的は、"主権者教育"の授業を行なっていただくためです。
もちろん、本校の教員も一緒に参加しています。
そもそも、主権者って何だ?と思う人も多いでしょう。
それは、一言でいうと「国民」です。
では、主権者教育って?という疑問にお答えすると
「国や社会の課題を自分ごととして捉え、自ら考え、判断し、行動していく主権者を育てるための教育です。単に政治の仕組みを学ぶだけでなく社会を生き抜く力や地域の課題解決を担う力を身に付け、将来の有権者として主体的に社会参加する態度を養うことを目的としています。」
実際の授業では、生徒のグループの中に議員の皆さんも一緒に加わりました。
現在の東中の校則の一部を使って、必要・どちらでもよい・いらないを選択し、理由を考え、発表していました。
途中、社会科担当の教員に、なぜこの校則があるのか、変えるにはどのような手順が必要かなどの質問をぶつけていました。
ここは、事前の台本があるわけではないので、教員も真剣に思いつく回答を述べていました。
したがって、今日の授業で一番、心が磨かれたのは教員の方だったかもしれません。
最後のまとめでは、「きまりは一方的に決めるものではない」というお話がありました。
日頃、中学生が市議会議員や都議会議員、国会議員の方々と接する機会は、ほとんどないと思います。
しかし、私たちが住むあきる野市が、より生活しやすいように市議会議員の方々が、小さい声をキャッチして活動をされていることを少しでも知ることができたのであれば、今日の授業は、百点満点といってよいと思います。
3年生たちは、3年後に成人となり選挙権をもちますので…。